「文化財の英語解説のあり方に関する有識者会議(第1回)」に当連盟理事が出席

10月14日午後、国土交通省内会議室において、文化庁・観光庁の共管による「文化財の英語解説のあり方に関する有識者会議(第1回)」が開催された。

同有識者会議は2020年東京オリンピック・パラリンピックを控えて、わが国の文化財の価値・魅力をわかりやすく外国人観光客に伝えられるような環境整備を促進することを目的に設置されたものであるが、全日本社寺観光連盟からは落合偉洲理事、デービッド・アトキンソン理事、野田博明常務理事の3名が委員として就任している。

当日は冒頭に、文化庁・観光庁から有識者会議開催の背景およびその趣旨、訪日観光客の動向や英語解説の実態等につき説明があった。それに続いて、出席委員9名(1名欠席)から社寺観光にかかる英語表記のあり方について、多方面からの貴重な意見が出された。

同会議は、今後、さらに2回の開催が予定され、最終的に報告書としてその結論がまとめられることになる。報告書は観光庁・文化庁を通じるほか、神社本庁や当連盟などを通じて全国関係団体、部署へ配布される見込みとなっている。